タイトルの人。
それは義母です。
夫の実家は、亭主関白。
男が台所に立つなんて・・・という家でした。
なので、義母が料理を作り、それを義父がよく褒めていました。
義父好みの味をマスターした義母なので、本人も料理の腕は自身があるようです。
結婚したころ、義母が作るお好み焼きがおいしいから、お店でも開くという話が出たことがあります。
義母の料理は確かにおいしい。
でも、ここ大阪ですよ。
商売となると、利益や効率なんかも考えないといけない。
おいしいけど、お金をもらう?
と正直、思ってしまいました。
お正月のテレビ番組で芸能人がワイン飲んだりお肉食べたり、お高いものとそうでないものを当てる番組がありますが、結局人それぞれの好みなんじゃないかな~と思っています。
味そのものより、食器やお店の雰囲気、そういうので味覚も変わるのでは?と思ったり、さっきはAが高級だったから今度はB?とか邪念もあったり^^;
親父は味にうるさかったと夫がいいますが、ただ単にうるさかっただけなのでは?と思います^^;
タバコやお酒を飲みまくってたのに、そんなんで味わかるの?
というか、自分の好きな味かどうかの違いではと心の中で思っていました。
心の中で(笑)
そして、事件がおこる。
ある夏の日、息子が義母の家でそうめんを食べます。
1回目は特に何もなく終了。
2回目、息子が
「おばあちゃんちのそうめん、まずいから嫌だ」と。
そうめんそのものではなくて、そうめんのつゆがおいしくなかったそう。
そうめんのつゆ、義母の自家製。
まさかの息子からのまずいで、義母はそうかな~、おいしいのに~と。
我が家の市販の麺つゆvs義母のこだわりの手作り麵つゆ。
勝者は市販の麺つゆ。
義父がおいしいといっていた麺つゆですが、聞くと夫もあんまり好きじゃなかったそう。
亭主関白な義父がおいしいと言えば、たとえおいしくなくても、黙って食べてたんだな。
何かの時、夫の弟さんも夫の実家にきていて、息子がおばあちゃんちのそうめんはおいしくないと言い出し、弟さんも、あぁなんとなくわかる気がすると。
なんや、みんなほぼ嫌いやったんかいということがありました。
私は食べたことがないので、わからないんですけど。
でも、まずいという息子に対し、焦ったのは言うまでもありません。
ただ、義母さん。
料理に自信はあるようですが、冷蔵庫のなかの調味料、ほぼ賞味期限切れで、いつのかわからない食べ物もあったので、味覚とかどうなのかな~とちょっと疑問に思います。
私はおいしかったけど、夫には上品すぎるとと言われました。
人の好みですね。