昨日、今年になって、初めて母の面会へ行ってきました。
クリスマスイヴが年内最後だったので、久しぶりです。
クリスマスの面会の時は、お正月に帰れないストレスからか、ものすごく攻撃的で、わがまま言いまくっていました。
それが、昨日は、いたって穏やか。
穏やか過ぎて、気持ち悪いくらいでした。
入院前は、お金の管理は母がしていました。
父のお給料が入れば、生活費や貯金を引き出し、父にはおこづかいを渡す。
その母が、入院すると父が変わりにしていましたが、今まで最長の入院が1か月ちょっと。
今回は、すでに半年がたち、家に帰ることは難しいと言われたので、父がこの先もずっとすることになりそう。
母が、昨日、もうすべて、おとうさんにお金の管理をまかせようかなと言いました。
今までは、〇〇銀行のお金を使ってねと使っていい銀行を指定していました。
もともと通帳や銀行もそれほど多く持っていませんが、母名義の通帳もおとうさんにまかせようかと、私はもうできないやろうから・・・と言いました。
母の足が動かせないという状態になり、父が、お金のことを心配して、家の通帳を探しまくりました。
一部ないのもありましたが、私が教えました。
私は、お金にきっちりしてるので、母が、もしもの時は、ここに入れてる、暗証番号は・・・とさらりと言われ、さらりと聞いていました。
なので、すでに父が通帳をもっているのですが、そのことを母には言っていませんでした。
母は、家に帰る!!!とずっと思っていたようですが、もう自分には無理だと思ったのかもしれません。
なんて、返事をしていいかわかりませんでした。
文句ばかり言えば、こちらもイラつき言葉もきつくなるのですが、母が、おとうさんにすべて。。。といった時、切なかったです。
そんなこと言わずに、がんばってなんて気軽に言えない。
難病かもしれない、万が一難病でなくても、3か月はほぼ寝たきり状態だったので、もともとなかった筋力を復活させるのは相当大変だと思います。
ここ数か月、母に会うときは、ずっと寝たきり状態だったのですが、昨日リハビリの方が、リハビリ風景を見せてくれました。
わずかですが、両手で手すりをもち、支えてもらいながら、立っていました。
体幹もなく、腰からぐらぐら、足もがりがりになり、ぐらぐら。
手はまだ力が入っていて、手の力でほぼ立ってる感じです。
その手も、がりがりなので、生まれたばかりの動物が必死に立ち上がるような感じです。
車いすに座り面会をしました。
ベッドの上でしか面会してこなかった私には、とてもうれしいことでしたが、その姿を見て、実家での生活はとてもとてもと改めて思いました。
76歳の父が、ずっと母を支えることはできんなと。
仮に、一人で立てたとしても、またこけそうな感じがします。
骨ももろいので、骨折も命とりです。
実は、父が1か月くらいなら、自宅で母を見てもいいようなことを言っていたのですが、私はもう反対しました。
共倒れしちゃうし、性格的に父には無理だし、体力的に無理やで~って言いました。
母を見ていると、確かになんとかして、自宅にって思いますが、介護ってそんなにあまくないし、現実的ではないと思いました。
寝ていない母をみると、また奇跡がおきんかなって思うっちゃう自分がいます。