少し間が空きましたが、こちらの続きです。
通夜当日は、お昼前に葬儀社へ行き、最終打ち合わせをしました。
畳の一室で、2日ぶりに母も一緒(棺に入っていました。)
家族葬で、人が少ないので、お花だけでもと少し金額を奮発したのですが、ここで予想せぬ出来事が!
お花が多すぎて、会場とあわない。
夫の会社、父の親戚の会社、そして、義母、義理の弟、弟のお嫁さんの実家からと、会場が小さいのに、お花だけが豪華にたくさんとなってしまいました。
普通は、祭壇の両隣にお花を右と左の一対ずつ飾るのですが、それだとすべて飾ると、参列する椅子が少ししか置けないとなり、バランスが悪くなるとのこと。
一部のお花は、左右の一対ずつではなく、横長のお花に変更することにしました。
そして、最後、棺にお花をいれるのですが、ボリュームがかなりあるので、蓋をドーム型にしたらどうでしょうか?と言われて、悩んだ末ドーム型にしました。
例えが悪いですが、昔のお弁当箱の蓋は、フラットなものが多かったと思います。
保存容器のふたのまっすぐなもの。
でも、最近ではドーム型と言って、山になっている蓋がありそれだと量が入ります。
棺も立方体だけじゃなく、ドーム型もあるようです。
まっ、すべてお金ですけどね。
ドーム型のふたは、1~2万プラスだったかな。
お花の横型は、10万超えてました。
一人で、10万ではなく、3家族くらいで一つなので、負担はそこまで変わらなかったような気がします。
遺影の写真。
2枚持って行き、選んでもらいました。
で、お次は背景。
いくつもあります、選びにくい。
ブルーベース、オレンジ、ピンクなどなどカラーバリエーション、グラデーション、模様入りなど、選ぶのが大変でした。
母は、紫がすきだったので、紫ベースにしました。
義父の時は、その場でイメージ画像を見せてくれたらしく、イメージしやすかったのですが、私たちの葬儀社では、そういったものがなく、何となくのイメージで選びました。
通夜のあとの食事の最終メニュー。
お坊さんに渡すお金の話、泊まる人などなど、細かな打ち合わせをしました。
打ち合わせ後は、普通に食事を食べに行き、3時からは湯灌の儀(ゆかんのぎ)があるので、そこまでは私服でいいとのことだったので、くつろいでいたら、2時頃には親戚夫妻が登場。
通夜は夜なのに、早すぎないか?と思いつつ、追い返すこともできないので(笑)その方たちも湯灌の儀に立ち会われました。
湯灌の儀、7万くらいしましたが、やってよかった。
最期のお風呂みたいで、体を洗い、頭を洗ってくれます。
体は、父、私、弟も一緒に洗いました。
体は、とても冷たいのですが、肌とかは柔らかい感じ。
し~んとした中、きれいにされる母。
綺麗好きなので、よかったと思います。
髪の毛はドライヤーもされ、メイクもされます。
そこで、メイクはどうされますか?と、聞かれる^^;
答えづらいですね、昔はちゃんとアイシャドーもしていましたが、ここ数年はおそらくしてない。
写真を見せてこんな感じでと伝えました。
綺麗に体も拭いてもらい、化粧もしてもらい、さっぱりして、白い着物にお着換えされた母。
最初は、介護用のお風呂みたいなところで、洗い、床で体を拭いたりメイクしたりしたのですが、胸や下半身はタオルがかかっています。
そして、背中など拭いたり、着物を着せたりするのですが、ちゃんと見えないように角度を調節したりして、女性のかた一人でされていたのはびっくり。
後で、弟も言っていたのですが、大変な仕事だよな~。
見ず知らずの亡くなった方の体を洗ったり・・・
中二の息子は、どう思ったかな。
苦手な子だったら怖いとかならないのかな?と思いました。
父は、香典辞退をしました。