亡くなった母のものです。
右の無印の化粧水&乳液は、去年の8月に入院した時に私が買ったもの。
大学病院の売店で、買いました。
病院は乾燥すると嘆いた母。
体が思うように動かせず、あまり使われてなく、半分以上残っています。
コットンとパックは、実家の鏡台にあったもの。
鏡台ってわかりますかね?ドレッサーというやつです。
鏡がついていて、引き出しがあり、化粧品などをまとめておく場所です。
鏡台自体は、おそらく嫁入り道具だと思うので、半世紀以上前のものです。
中はすかすか、さすがミニマリスト母です。
足に痛みがあっただろうに・・一人、むなしく過ごしていた数年。
それでも、身なりはきちんとしたい、しないといけないと思っていたのかな?
私自身は、オールインワンが便利と思っていて、コットンもパックもしていません。
母は、きっちりしていたなぁと思いながら、こちらを使い切ります。
コットンに関しては、化粧水を含ませて使いますが、おそらく全部使うことはできないので、別の使い道も考えた方がよさそうです。
まさか、この化粧水を買った時は、母がいなくなるなんて思ってもみませんでした。
一時的だから、無印だったら大丈夫でしょうと思っていました。
あちこちの病院とともに一応持って行った化粧水たち。
使われることなく、何度か、もう使うこともないから家に持って帰ろうかと言おうとしました。
母は、だんだん動けなくなり、化粧水が自分でとれなくなりました。
人に頼むことのみじめさ、化粧水を使うまでの気持ちがなくなりました。
母に会った最後の日、母にその辺片づけてと言われました。
その時、手に取ったのがこの化粧水と乳液。
邪魔だと思うなら、家に持って帰っておこうかというか迷っていた時、母が引き出しに早く入れて!!と怒りました。
実は、このやり取りがほぼ母との最後の会話でした。
使えない、使う気になれないと自分でもわかっていたはずなのに、置いておきたかったのかな。
ちょっと切なくなります。
まぁ、でも置いておいても仕方がないので、私が使い切るよって思えてきました。
時間とともに・・・
さて、今日から万博が始まりました。
あいにくの天気ですが、ブルーインパルスを一目見ようと思っていたのですが、まさかの中止に・・・。
人が集まっていて、皆があのあたりから見えるのだろうと思っていた時、息子があれ?戻っていったらしいとか、飛ばないぞということを声に出していうものだから、他の人もその声で、えっ?どういうこと?
特に年配の人はスマホのカメラでおさめようと準備。
が、息子はXなどで、今どのあたりを飛んでるか情報収集していました。
結局、息子の一言で、周りにいた若い方が情報収集し、こないとわかり解散。
数分の出来事でした。
ネットがなかったら、こういう時まだかまだか?中止?などずっと待っていたような気がします。
ライブ配信ですぐに情報がわかるのは便利ですね。
それにしても、残念です。