前回からの続きです。
私の両親は、ともに地方出身。
母は、子供のころに、母親を亡くし、それから、お兄さん、お父さんも亡くなっています。
お父さんは、その後再婚されていますが、私の母は、受け入れれなかったんじゃないかなと思います。
それで、田舎から都会に出てきたんだと思います。
母は、71歳で亡くなりましたが、家族の中では一番長生きしたようです。
子どものころ、母方の方のお葬式についていきましたが、母が、私の家族は短命やなとつぶやいていた記憶があります。
母方の方は、短命と表現するなら、父の方は長寿家系です。
私の中で、おじいちゃん、おばあちゃんは父の両親をさしていて、二人とも90代で亡くなっています。
父の兄も、昨年亡くなりましたが、80代でした。
他の兄弟も、70代で足腰は大丈夫そうです^^
ただ、それぞれの家族で、お金関係や子供などのトラブルで一時期、交流が途絶えていたころもあります。
なので、父、母の親戚づきあいというのが、あまりなく、典型的な核家族だと思います。
それでは、葬儀の打ち合わせです。
・宗派
葬儀社の方に、宗派は?と聞かれ、父が即答で、宗派はないと^^;
えっ?宗派ないの?と、どの家にも宗派はあると思っていたので、驚きました。
後で、友達に聞いたら、田舎では宗派がないところもあるよ、友達のところもなかったようです。
ただ、葬儀社も、じゃぁこれにしましょうと提案はできないので、何か手がかりはないかと悩みました。
そういえば、去年、父のお兄さんが亡くなった時は?と聞いて、浄土真宗になりました。
・骨壺
遺骨をいれるためのものですが、サイズがいろいろあるようです。
見本は、3種類くらいあったかな。
お葬式などテレビで見る四角い箱の中身が、骨壺なのですが、よくイメージするのが大で、あと中くらい、さらに小サイズのものありました。
お墓があるなら、大でもいいのですが、最近は、お墓を作らない人も多いし、樹木葬など少し違ったものもあるし、中、小サイズが人気だそうです。
というのも、普通のお墓以外、樹木葬、合同墓などを選択すると、そもそも大きな骨壺がはいらないそうです。
なので、小さいものでないとダメなところも多いらしい。
遺骨はどうされる予定ですか?と聞かれます。
なじみのあるお寺もないし、お墓も作る予定もなく、大阪で有名なのは一心寺です。
その話をしたら、一心寺さんだったら、小しか受け付けてくれませんとのこと。
表現が悪いですが、湯呑を大きくした感じで、とても小さいなぁと思いました。
・遺影写真
これは、もう年頃?の皆さんに言いたい。
遺影写真用に、写真を用意しておいた方がいいと。
終活の一つにしたらいいと思います。
写真選びは、なかなか難しいです。
出来るだけ正面を向いていて、よさげな写真。
これが、なかなかありません。
旅行や家族が集まった時に撮った写真が表情も柔らかくなり、いいのでは?と思います。
母の写真は、お正月に弟家族も帰省した時に、私が毎回集合写真を撮ろうといって、自宅で撮った写真から選びました。
写真は、一人で写っていなくても大丈夫です。
バックも、気にしなくていい。
10年くらい前の写真でもいいと言われ、12年くらい前の物を選びました^^;
・湯灌の儀
ゆかんと読みます。
こちらは、最後の入浴と表現したらわかりやすいでしょうか。
葬儀社の方にお勧めされたのですが、お値段が7万くらいしたはず。
これって必要なんだろうか?と思っていたら、私の夫が、女性だし、最後にきれいにしてあげたら、いいのでは?と言ったので、それじゃぁとお願いしました。
結論として、やってよかったと思います。
ナイス、夫よと思っています。
棺に入れる前に行われ、親族が立ち会い、シャンプーもしてくれると説明を受けました。
長い入院生活、お風呂は週1回だったので、きれいになったと思います。
私はみたことがありませんが、本木雅弘さんが主演で、おくりびとという映画がこの湯灌にあたるようです。
次へ続きます。
本日のお昼は、冷凍のお好み焼き。
実家の冷凍庫にあったもの。
母が、自分一人のお昼として買っていたものです。
父が食べないので、私がもらってきました。
初めて食べましたが、普通においしかったです。